2021年12月26日(日) 青栁幸利 『やってはいけないウォーキング』を読む
私もウォーキングをやっている者ですが、この本はウォーキングがいかに健康効果を発揮するのに絶大な影響を及ぼすかについて紹介しています。屋内での歩行も含めて1日8000歩歩き、20分の中強度の速歩きをすることで、要支援・要介護、うつ病、認知症、心疾患、脳卒中、がん、動脈硬化、骨粗しょう症の有病率を低くすることができ、高血圧症、糖尿病の発症率を下げることができるそうです。 なぜウォーキングをすると、健康になれるのでしょうか?それはひとことで言えば、「 体温を理想的にできるから 」。 平均体温が1℃上がると免疫力は約60%アップし、 平均体温が1℃下がると免疫力は30~40%低下する そうです。 「8000歩/20分」ウォーキングの目的は「平均体温を上げるため」といっても過言ではありません。「8000歩/20分」のウォーキングを毎日続けていれば、 2カ月であなたの「長寿遺伝子」にスイッチが入る という。 長寿遺伝子は、「究極の生活習慣」として「8000歩/20分」を毎日続けることで初めて目を覚ますという、ちょっと変わった遺伝子です。あなたの体内で眠っている長寿遺伝子を目覚めさせ、そして常に活性化させておくためにも、「8000歩/20分」のウォーキング生活を毎日続けましょう。 この本はウォーキングという運動習慣がいかに大きく健康状態に影響を与えるかを分かりやすく解説しています。健康とウォーキングに興味のある方は是非、ご一読をお勧めします。